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お風呂。俊哉side※注意
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えっ、ちょ、何これ、気持ちい。
自分で、ただ溜まるものを仕方なく出すための行為なんか、比にならない。
相手がいるのって、すごい。
手を繋ぐ、隣に寄り添う、一緒に歩く。
頬がじんわりと暖かくなるようなこと。
キスをする、ハグする、一緒にする。
身体の中がぞわりと震えるようなこと。
相手がいて、恋が出来て、愛が生まれて。
多分、行為だけじゃなくて、一緒に、ってところがすごい気持ちいいんだと思う。
揺れるお湯と自分のだと思えないような甘ったるい声が響く浴室で、そんなことを考えた。
「…ぁ、た、くみっ、ん」
「俊哉っ…」
呼ぶと、耳元で囁かれる俺の名前。
俺と同じように熱と甘ったるさが含まれていて、安心する。
「…っん!!」
一層強く擦りあげられ、せり上がる快感に身を任せる。
大きく身体を震わせるのと、拓海が後ろから抱きつくのとが同時だった。
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