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お風呂。拓海side
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「…汚れちゃったね」
やっぱり、入浴剤入っててもだめだったみたいで。
栓を抜いて、もう一度シャワーを浴びる。
「ん」
「ありがと」
ドアを出て、タオルを差し出す。
さっきまであんなことをしていたくせに、いつも通りの俺たち。
普通恥じらいとか…とは思うけれど、いつも通りって安心する。
置いてある自分の下着やTシャツに袖を通していた俊哉が不意に振り向く。
「…拓海、」
小さく俺を呼ぶ声に、返事の代わりに唇を。
軽く押し付けて鳴った音に、顔を赤くする俊哉が可愛い。
「俊哉、大好き」
追い打ちで、俊哉は真っ赤。
計画通りであります。
「…俺も」
恥ずかしそうにはにかんだ。
何があっても、飽きるまでという軽い約束の元、俺たちは明日も一緒に生きる。
飽きることなどないから離さないけど。
俺の大好きな人。
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