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いったい何が。俊哉side
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「…外も寒いけど、ここのがもっと寒いじゃん」
「だから、あたたかくなりに来たんだよ」
米原くんの言っていることが理解出来ない。
いつものへらへらとした笑みを顔にのせて、ゆっくりと一歩一歩近づいてくる。
怖い。
本能がそう感じた。
「…どういうこと?」
「俺が鈴木くんをあたためにきました~…一緒にあったかくなろ?」
言葉と同時に、横にあった棚に押し付けられた。
頭が回らない。
目の前に、嘘くさい笑顔の米原くん。
手を取られ、指を絡めとられ、顔の横にあげられる。
「…え?米原くん…?」
「鈴木くんは今、襲われてるんだよ」
にっこり、綺麗で悪そうな笑み。
目は、笑っていない。
そのまま、顔が近づいてくる。
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