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やっぱり。拓海side
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ばれないように後をつける。
やっぱり、嫌な予感がする。
そいつは俊哉のいる資料室へ確実に向かっている。
俺との距離は50mくらい。
渡り廊下が無駄に長い。
でも、ただの思い違いであってほしい。
そう願うしかない。
そいつが階段を上りきってから、足音を立てないように俺も上る。
資料室へはあと少し。
やっぱり、そいつは資料室に入っていった。
ゆっくりと俺も近づいていく。
中から話し声が聴こえて、覗くと普通に会話しているように見えた。
なんだ。
俺の思い違っ…
え。
俺の目には、棚に押し付けられた俊哉が映った。
…キスを迫られている?
「…俊哉っ!!」
気づくと叫んでいた。
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