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夢をみた。拓海side
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「俺が今から言うことに、俊哉が頷かなくても、これからも友達でいてくれる?」
俺の言葉に緊張した面持ちで首を縦に振る俊哉。
そうして俺は言葉を続ける。
「…俺、俊哉のこと」
そこで視界は暗くなり、闇が白い明かりに照らされ出して。
…おはようございます。
最近の夢が俊哉ばっかりで自分が気持ち悪いと思います。
自分は恋愛を深く考えるタイプではないと思っていたのに。
…あ、中学生のときは恋愛したことないや。
女は寄ってくるもので、俺から好きにはならなくて、気づいたら飽きられててさようなら。
今思えばつまらねー男だと思います。はい。
そんな俺が人生はじめて恋をしたんです。
それが男なんです。
考えるに決まってますよね。
俺はもうどうしたらいいか分からない。
俊哉を傷つけることは絶対にしたくない。
だけどこの溢れるような気持ちをどうしたら止められるのかも分からない。
本能に忠実なんです。
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