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無意識に呟いたらしいその言葉ははっきりと俺の耳に届いていた。
俺に彼女がいなくてホッとしたの?
「ねえ、親父」
「ん?」
確かめるのは
今しかない…よな?
「俺に彼女がいなくてホッとした?」
ビクッと体を震わせ、顔を真っ赤に染めた。
何その反応。
かわいすぎ。
「べ、別に………」
「本当に?」
「………」
「ねぇ、太一さん?」
少し甘えた声で問いかけてみる。
「………ちょ………ちょっとだけ………」
観念したように、ポツリと呟いた。
さらに顔を赤くして。
ヤバイ
めっちゃかわいい。
本当にこの人俺より年上なの?
ってくらい可愛い。
「それってさ
俺への気持ち自覚したって受け取っていい?」
そう尋ねると太一さんは慌てて顔を背けようとしたが、俺はそれを許さない。
太一さんの顎を持ち、無理やり俺の方へ顔を向かす。
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