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コンビニの前に五十嵐と海で五十嵐と一緒にいた人に会った。
「マジきぐーじゃん(笑)」
「そだねー」
俺は会いたくなかったけど。
「あ!
そういや、海じゃ紹介できなかったね!」
五十嵐は、ぐい、と隣の人を抱き寄せた。
「俺の恋人の鮎川 翼(あゆかわ つばさ)くん!
同じ高校の風紀委員長なんだよ〜☆」
「…………は?」
五十嵐の突然の報告に頭がついていかなかった。
「お前なぁ!!
まだ付き合ってないだろ!!」
鮎川くんが真っ赤な顔で猛抗議しているが、五十嵐はそんなの全く気にしていないようだった。
「えー?
“まだ”ってことは近い将来付き合ってくれるってことでしょ〜?」
「そ…れは…!!
もういい!
帰る!」
そう言って鮎川くんは五十嵐の腕をを振りほどいて走っていった。
「もー!
鮎川くん、本当に冗談が通じないんだから〜」
「なぁ、五十嵐とさっきの鮎川くん?って本当に付き合ってるのか?」
「んー?
まだ♡
俺は好きだけど、鮎川くんが素直じゃなくてね〜」
その自信はどこから来るんだか…。
「あ!
俺、鮎川くん追いかけないと行けないからまた学校でね〜☆」
そう言って五十嵐は鮎川くんが走っていった方に向かっていった。
残された俺はコンビニに入った。
コンビニの中は冷房が効いていて涼しかった。
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