アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
1
-
さて、いよいよ今日から新学期だ。
重たい瞼を擦りながら、家の階段を下りる。
「豊、おはよう。
ご飯出来てるぞ」
「…おはよ…」
エプロン姿の親父、基俺の恋人の太一さんがいた。
ギューッと抱きしめると、太一さんにべしっと頭を叩かれた。
「太一さん、痛いんですけど」
「んなことしてる暇あるならさっさとご飯食べて学校行け。
今日から新学期だろ?」
「…もうちょっと…」
俺はあの日、俺と太一さんが付き合うようになった日以来、俺はこうして太一さんに引っ付いている。
太一さんも満更でもないようで、頭は叩くけど軽くだし、要は俺の好きにさせてくれる。
あーやばい。
幸せ過ぎてやばい。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
96 / 214