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「おかえりー…ってうぉ!?
え!?ちょ!?親父どうしたの!?」
玄関に入ると丁度豊が2階から下りてくるところだった。
そして、俺は思わず豊を抱きしめた。
「………太一さん?
どうしたの?何かあった?」
俺の頭を優しく撫でる豊。
あの子には本当に申し訳ないことをした。
俺の勝手な気持ちで
どうしても豊に会わせたくないなかった。
認めたくなかった。
「なぁ…豊…」
「ん?」
「好きだよ…」
「…俺も…大好きだよ…太一さん」
ぎゅっと力を込めると、豊も力強く抱きしめてくれる。
まるで全身で俺が好きだと言うかのように。
俺も豊が好きだ。
好きだ。
好きだ…
大好きだ…
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