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「豊…離せ…」
「やだ…離したら俺から離れてくんだろ?
やっと付き合えたのに…
やっと………太一さんに好きって言ってもらえたのに…」
「ごめん…」
「…太一さんはもう俺のこと好きじゃないの?」
「………好きじゃない…」
太一さんにグイッと体を離された。
「豊のことは…もう…好きじゃない…」
太一さんは泣いてた。
泣きながら、俺のことはもう好きじゃないと言った。
太一さんから言われたその言葉がショックで何も言えなかった。
「…だから…俺と…別れてくれ…」
それだけ言い残すと親父は自分の部屋に行ってしまった。
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