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そうじゃん!!
親父って料理はもちろん掃除もろくにできないんじゃん!!
うわー!
自分のことしか考えてなかった俺のバカ!!
ヤバイ。
ものすんごく心配になってきた。
「ど、どうしよう!!
親父にもしものことがあったら!!」
「落ち着け。心配なら家に帰れ」
「うう〜。
でも、でも…」
親父は心配だけど、なかなか帰る決心がつかない。
「何迷ってんだよ」
「いって!」
バシッと羊に頭を叩かれた。
暴力反対!!
「おじさんが心配なんだろ?だったら何を迷う必要がある。
それに良く考えろ。こんな仲直りの絶好のチャンスがあるか?ないだろ。こんないい機会を逃してんじゃねぇよ」
羊の言葉に胸を打たれた。
そうだよな…。
親父の安否確認できて、尚且つ仲直りのチャンスだもんな…。
まさに一石二鳥!
俺はようやく家に帰る決心がついた。
持つべきものは親友ですな!!
「羊、ありがとな!」
「わかったから、はよ行け。
今から出たらおじさん帰って来る時間くらいに着くだろ?」
時計を見ると午後7時。
俺の家から羊の家までだいたい1時間だから、丁度いい時間だ。
「おおお!本当だ!
羊、ほんとありがとな!!」
俺は急いで帰る準備をし、速攻羊の家を出た。
無事で居てくれ!!
親父!!
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