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忘れてた by碧都
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あの後、荷物を取りに行き一緒に食事をし通された部屋でくつろいでいる俺と響也。
響也と同室だぜ…。沈黙がつらい。俺らちゃんと友達だよね?!一緒にいて話もできないのか?!
「おい、その変な顔をやめろ。気が散る。」
勉強の時だけかける眼鏡を外しながら響也が言う。
「変な顔とは失礼な!この顔人気なんだぞ?」
「自画自賛も程々にしろ。おまえ、課題終わってんだろーな?明けのテストで悪い点取ってみろ、俺にボコられる前に全校生徒にボコられるぞ。」
「あーっっ、忘れてた…。どーしよ。俺、痛いの嫌いなんだよ!!」
「せいぜいもがき苦しむんだな。」
「おまえ、湊翔くんをすぐに助けられないくせに割と冷静なのな。」
「あ?俺だって切羽詰ってるわ。でもな、俺はほかの奴らになめられんのが嫌いなんだよ、テストなんて課題やっときゃ楽勝だからな。終わらせるのが先だ。」
そう、俺らの高校はヤンキー学校特有のバカの集まりではない。元々、ここらじゃ有名な頭のいい奴らが行く学校だった。でも、いつからか受験のストレス解消で喧嘩が耐えなくなり名のある奴らが出てくるようになった。そこで学校の品位はガタ落ちになったが偏差値は落ちないという異例の事態に。
結果この学校はバカじゃ入れないが頭は良くても学校で生き残るために強くなくちゃダメという、変な学校となったのだ。
だからこの学校で1番権力持ってんのは学校1強くて頭のいいヤツ、そう、響也だ。ちなみ俺、2位ね。
テストでの順位が下がったらなめられる、喧嘩に負けたらなめられる、とまぁいろいろ大変なんだわ。まぁ、この状況キープし続けてるけど。
それよか学校は明後日だ。泣きたい。しかも何なんだよ高校生にもなって絵日記って!…響也はどんなの書いてるんだろwww。ちょっと拝借。
12月25日 寝た。
12月26日 寝た。
12月27日 寝た。
12月28日 寝た。
12月 …もういいよ。でも何気絵がうまいし。全部同じだけど。
「てめ、なに人のプライバシー覗いてんだ。」
「プライバシーって寝てるだけじゃん!!」
「うるせーんだよ。寝ときゃなんとかなるんだよ。」
とりあえず俺も冬休みずっと寝たってことにします。
――――――――――――――――――――――――
やっと湊翔の監禁時間まで持ってこれました!
ここから湊翔の処女がついに…。←お忘れかも知れませんがまだ奪われてません。
最近エロがなくて申し訳ないです。退屈ですね…。
次回から頑張ります!
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