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なんだよこれ… by響也
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────次の日
碧都と共に学校へ向かう。
つまらない授業を聞きながらウトウトしていた時俺のケータイにメールを知らせるバイブレーションが鳴った。
知らないメアドだな……。
企業のメール登録など全くせず迷惑メールは一応届かないようにしている俺は少し気になり何気なくメールを開く。
添付画像があり、それをタッチし開封すると。
「っっ!!」
驚きのあまり窓に体を預けていた俺は咄嗟に体制を正した。
「織部くん?どしたのぉ??わからないとこあったかな??」
俺が嫌っている、媚売って気持ち悪い女英語教師がそう問いかけてきた。
「いえ、大丈夫です。それよりすいませんが家の方で急用が起こりましたので菱川くんと共に早退させていただきたいのですが。」
「えっえっ??!」
……お前は少し黙っていろ碧都。
目でそう訴えると静かになる碧都。
「それは大変ですね!許可します。」
……こいつがバカな女でよかった。
「ありがとうございます。」
「いやー!響也も碧都も帰っちゃうのぉ??ガッカリぃ。」
……お前は誰だ。うるさい。
「ひ、響也行こうぜ。」
帰る準備をした碧都がそう呼びかけてくれる。
俺達は教室を後にした。
「いきなり早退なんてどうしたんだよ。」
「今お前にそれを言ったらお前が壊れる。」
そう言う何についてのことか察した碧都は静かになった。
「橙真さんと澪桜さんに連絡入れてくれ。」
俺はなるべく冷静を保つように心がけていた。
あの添付画像には、湊翔が乱交されてる写真が映されていた。
しかも相手は前に絡まれてた奴らだ。
どう仕返ししてやろうか))ニヤリ
腸はとっくに煮え返っていた……。
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