アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
好きな気持ち by晃羅
-
「なんだよそれ。俺が響也のこと好きだって知ってるだろ??!」
「まぁ、聞けよ。」
盗聴器などが無いか確認してから俺は今日あったことを話すと決めた。
湊翔には聞く権利がある。
「今日、お前が大好きな響也に会ってきたよ。俺に敵対心剥き出しでな?」
「それ、どういう……」
それから俺は橙真と知り合いでそれがきっかけで響也に会ったこと、これからのことを話した。
この期間だけは湊翔は俺の物だから響也が湊翔を好きだってことは伏せて……。
「……ということだ。さっき言った俺のお前への気持ちもほんとだ。俺は愛なんてわかんなかったんだよ。お前が俺に教えた。響也が好きって知ってる。でもこの期間は俺のもんだ。俺に最初で最後の温もりってやつを感じさせてくれよ。」
我ながら素晴らしくキモイ事言ってるな。
「……それで晃羅が満足するならいくらでもあげる。」
「お前はこんなにも必要とされてんだから価値ない人間だなんていうなよ?」
……こうして俺と湊翔の最初で最後の交際(仮)が始まった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
85 / 212