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じゅうろく。
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(チッ……なんだよ。逃げねぇのかよ)
俺が女といやらしいキスをしても奴は全然怯まなかった
むしろハレンチだとか言って俺と女を引き離す
……なんでそんなに俺に突っかかってくるんだよ。
分からないことが頭の中でグルグルと回って、心に溜まるのはイラつきが増す
(あ"ーーーーーー。ムシャクシャする)
「……俺、帰るわ」
「えっ…!あ、きょうすけ!!」
女の言葉を無視して俺はスタスタと歩く
後ろを振り向かずとも足音でアイツが付いてくるのが分かった
(……どこまで付いてくんだよ)
ツンツン。
いきなり、カーディガンの袖を引っ張られた
立ち止まり、振り向くとアイツがコッチと別の道を指さしている
「ねぇ、新道さん。ちょっと寄り道していきませんか?
見せたいものがあるんです」
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