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さんじゅうきゅう。
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着いた先は川辺の近くの広いグラウンド
夕方だからか人は少ない
結構走ったからマコも俺も息が荒くなっていた
芝生の上にアイツはドサッと俺の教材を置く
「お、まえ……っ、急に……どうしたんだよ……っ」
息を整えるアイツの後ろ姿は夕日に照らされてオレンジ色に輝いていた
「ねぇ、新道さん。紙ヒコーキ、作ったことありますか?」
顔だけ振り向いて口元をあげ笑みを浮かべるマコ。
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