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さんじゅう。
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*
そして俺たちは暗い道の中を2人で歩く
新道さんの歩幅は大きいはずなのに俺の小さな歩幅に合わせてくれる
ゆっくり
ゆっくりと俺たちは夜の街を歩いていく
ふいに空を見上げると
そこにはキラキラと星が輝く、雲ひとつない夜空が一面に広がっていた
「新道さん、見てください。星が綺麗ですよ」
「そうだな」
2人で見る星空は俺にとって特別なものだった
「そういえば、新道さんの家はこの地域の近くなんですか?」
「あぁ。
高校選んだのは家が近いのもあるし」
「へぇ!そうなんですか」
家に着くまでの間、
俺は出来るだけ多くのことを彼に質問した
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