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じゅうはち。
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兄ちゃんは俺と違って背は大きいし見た目はカッコいい部類に入るくらいだ。
唯一似ている所といえば髪の毛が寝癖みたいにクルクルしてる所だけ
(それと、兄ちゃんは普通の人と違ってちょっと変わった所があるんだよね……)
俺をぎゅうっと力強く抱きしめた後、彼はそっと身体を離した
「今日俺が家に帰ったらマコト帰って来てないし。
母さんはずっと俺の一人暮らしについてしつこく聞いてくるし……もう兄ちゃんはクタクタです……」
ガクッと肩を落とし疲れた顔をする彼に俺は笑った
「あははっ。まあまあ、母さんは兄ちゃんの事を心配してるんだよ」
「うー……確かにそうだけどさぁ……。
あっ!ていうか聞いてくれよ!
俺が久しぶりに自分の部屋を見たら母さんがさーーー」
久しぶりの兄弟との再会で俺たち2人は道端に佇んで話し始める
兄ちゃんの話はすごく面白くて、俺はつい夢中になってその話を聞いてしまった
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