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さん。
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『では、次に新しく入ってきた先生方を紹介します』
ざわざわと更に周りが騒がしくなった
(そうか。去年3人の先生が別の学校に移ったんだっけ……?)
「へぇー。新しい先生って一体誰なんだろうな?
美人な女の先生とか入ってくれたら最高なんだけどなぁ〜」
「あはは。喜一は相変わらず美人なお姉さん大好きだね」
「そりゃ当然!男なら誰でも思ってることだろ〜〜。
おっ、早速先生達が壇上に上がってき「「「キャァァァァァァァァァ!!」」」!?」
急に体育館中が女の子の黄色い歓声に包まれた
まるでアイドルが来たかのような感じだ
「うわ、なんだっ!?随分すごい歓声だな」
「そ、そうだね……」
(どうやら3人の中で相当顔のいい先生が入ってきたようだ…)
その顔を拝見してやろうと喜一の方に向いていた顔を壇上の方へ目を向ける
「え……。」
その瞬間、ピシリと身体が固まる
3人の先生のうち、一際目立っている人が1人
きっとその人がこの歓声をつくった人だろう
でも、あの人は……
『では新しく入ってきた先生方、自己紹介をお願いします』
1人ずつ自己紹介がされていく
その間もドクドクと心臓の鼓動が止まらない
(なんで……なんで……ここにいるの……?)
他の先生が自己紹介をしているが、そんなの耳に入らなかった。
そして最後の人に順番が回ってくる。皆が注目してるその人はマイクを持ち、完璧な微笑みを浮かべて喋り始めた
『こんにちは。今年からこの学校の2年の英語を担当します
新道 恭介です』
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