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Absolute obedience 9
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みんなの顔が冷たく黒子を見つめる。
その時ーー。
黒子の中で『逃げろ。』と心が叫んでいた。このままここにいたら絶対にただでは済まない。
もう。なんでもいい。逃げるんだ。
それと同時に黒子は走り出した。がむしゃらに走り出した。しかし......
赤「逃げるな。テツヤ、」
その一回の声で。
黒子の足は強制的に止まった。
☆☆☆☆☆☆☆☆
お願い。動いて....動いてよ....僕は逃げたいのに一刻も早くここに離れたいのに.....身体が命令に反応して動かない。
信じたくはないがこのピアスは本物だ。
そんな顔をみて
5人は笑っている。さっきと同じあの狂ったような笑顔で、
黄「すごいッスね!あれっ!」
青「まぁ、流石赤司だな。」
緑「これからが楽しみだ。」
紫「わーいっ!本当楽しみだな〜」
狂ってる。こんなピアスという鎖で僕を締めて何が楽しみだ。こんなの許されるわけがない。
赤「うふふ。テツヤ?もう。君は僕たちから逃げられないよ?」
でも。この人達がいる限り僕は狂った狂った鎖に繋がれる。そうだ、
君たちには逆らえないーーーー。
君たちからは逃げられないーーーー。
そう、確信した。
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