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いない結月
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悠真side
チュンチュン
鳥の声が俺の耳に入る
その声で起きた俺は窓を開け、朝の涼しい風を受けながら机の時計を見る
悠真「まだ、5時かよ……」
昨日は、兄貴の話で俺もビックリした
まさかの來輝たちと同い年で血が繋がってないなんて
でも、それより衝撃的だったのは結月くんの昔の親友であったひーくんだったと言うこと
その話をその日に聞き、俺が疑いをもって数時間後にあの話だった
俺たちの中で一番驚いたのはやはり結月くんだった
初めてあんな感情的になった結月くんを見た
でも、それも数秒だった
すぐにいつもの表情に戻って寝ようと進めてきた
俺たちもそれなりに混乱してたからその言葉を素直に受け入れた
正直、顔を会わせるのに勇気がいる
悠真「はあー、マジでややこしい奴ばっか集まってんな、ほんと笑えるぜ……」
そんなことを呟いていると廊下を勢いよく走り抜ける音が聞こえた
バン!
來輝「悠にい!大変!」
悠真「あ?來輝どうした?朝はもっと静かにだな……
來輝「ゆ、ゆづが部屋にいない!」
悠真「家の中のどっかにいるだろ」
來輝「家の中は全部探したよ!でも、どこにも見当たらないんだ!ねえ、どうしよう………」
悠真「マジかよ………」
あいつはどこまで分からないアホなんだよ…………クソッ!
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