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③モノ
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「お待たせいたしました!王様
こちらが今回のオススメです。
さて、どの子がお気に召されますか?」
「遅い!私には時間はないのだ!
ブロンドヘアのやつを集めよ!!」
「はっ、すぐに並べさせますので」
なんだこの広すぎる部屋は・・・
「おぉ!!なんと美しい!
この子が良い!この子を買うぞ!」
「なんと、お目が高い!ありがとうございます!」
なんだって?・・・・
メイド「では、お身体を洗いましょう」
メイド「お次はお洋服を選びましょう」
どーいうことだ・・・
メイド「王様のお部屋に入られた時に、
お待たせしました、王様と言い下さいませ」
「は・・い・」
ガチャ__
「・・お待たせしました・・・王様・・・」
「おぉ!!やはり美しい!!!
早くこちらに来なさい!」
そう言うと俺の頬に手を当てて髪を撫で
服を脱がされた
「美しい!!!きめの細かい白い肌、
淡いピンクの乳首。おぉ!!これは!
ツルツルではないか!綺麗な色をしている」
うるさいヤツだな
僕は人形なんかじゃない
誰のモノでもない
僕は人間だ
僕に触るな・・・
「美しい、美しい、美しい」
「我のモノだ、手放さん!」
王様というやつはまるで何かに取り憑かれたように繰り返し言っていた
俺は誰のモノでもないのに・・・
僕の役目は王様の性処理らしい
キスをされ
胸を舐められ
しゃぶられて
しゃぶらされ
アナルに突っ込まれ
それ以外にもたくさんさせられた
どうやら僕に拒否権はないらしい
だが、朝や昼はこの広すぎるお城を好きに使っても良いらしい
それだけが今の僕には幸せだ
今は昼、
花や木がたくさんの庭を歩いている
良い匂いだ・・・
なんだか、眠くなってきた・・
___________________________
「んっ・・・」
よく寝た
目の前に誰かいる・・
「あっ、起きたのかい?」
「はい。」
誰だこの人
「君、綺麗な青い瞳だね!」
「ありがとうございます。」
「名前はなんて言うの?」
「名前?」
なんだそれ
「うん、名前」
「名前ない」
「え?」
ビックリした顔で僕の顔を見ている
そんなにおかしいことなのか?
「なら、私が君の名前を付けて良いかい?」
楽しそうな顔でそう言ってきた
「はい。」
すぐに言ってくれるのかと思いきや
彼はすごく悩んでいるようだ・・・
「ん〜・・・・・・・・」
「無理なら名前なんてなくても良いんですよ?」
一応言ってみたものの返事がない
でも、実は僕、すこし楽しみなのだ
名前・・・
「リアム・・・リアムはどうだい?」
「リアム・・良いと思います!
ありがとうございます。」
「じゃぁ、リアム今から時間あるかい?」
「はい!」
すると僕に城の案内をしてくれた
広すぎる城には広すぎる部屋が何百とあって
僕はもうヘトヘトだ
「リアム少し休もうか、」
「はい、少し疲れました・・」
彼がメイドを呼び
メイドがクッキーと紅茶を持って来てくれた
「美味しい!!」
僕が喜ぶと彼は微笑む
この世界は暖かく寒い__________
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