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三十路と多忙
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「あー…」
社長室で一人、パソコンに向かう。
慣れない風景に戸惑いながらも続けていると
アラームが鳴り響いた。
ふと時計を見れば時刻は9時
俺の帰る時間だ
支度をせっせとはじめ、社長室を後にする
失礼します、と部署の部屋から一人で出ていけば
一気に緊張は解け、1つため息をつく
いつも通り電車に乗って帰ろうとすると
風俗、いわばホテル街に一人の女性と集団の男が居るのを見つけた
それは女性の意思ではなく言ってみればなんぱのようだった
迷うこと無く彼女等に近付く
俺が声を掛けようとすると
「おい、お前ら何してる」
黒い髪の背が高い、ほっそりとした男性があらわれた
ホストの制服を纏い俺を鋭い目つきで見つめた
目が合うとふっと彼が笑ったような気がした
それは俺を変える微笑みになること
まだ誰も気付かなかった
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