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三十路と秘密と
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その瞳を見つめていたうちに
俺はいつの間にかベッドに横たわっていた
辺りを見渡せば、スーツは全てハンガーに掛かっており
ネクタイも丁寧に掛かっていた
俺は下着姿でいた
それまでのことは覚えていない
暫くして彼は髪を濡らして扉から出てきた
「あ、どうも柚木さん、準備は出来ましたか。」
彼の瞳は相変わらず揺らぐことのない
真っ黒で、俺だけを確実に捉えていた
彼の言葉を理解するまでは時間が掛かった
「準備………?」
そう俺が聞くと彼は不思議そうに首を傾げた
「えぇ、今から俺に暴かれちゃう準備ですよ。」
にこりと彼は不敵に微笑み俺の顔の横に腰掛けた
「柚木さん…。」
熱っぽい視線に思わず視線を外すと
彼の手が俺の視界を奪い
唇も奪われた
「いただきます。」
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