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三十路とホストと
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別に俺は男が好きなわけでも無ければ
興味があるわけでもなく、一般的に女性が好みだ
勿論恋愛感情も女の子に向いてたし付き合った事もあった。
それなのに
「ねぇ聴いてます?」
考えていると彼の話をあやふやにきいてしまい
適当に聞いてる、と返せば
彼はあたかも不機嫌そうに俺を見つめた
「あ、申し遅れました。こーゆー者です。」
彼が小さな紙を1つ差し出してきた
どうやら彼の名刺らしく、名前は寒凪 湊(かんなぎ みなと)。
見たとおりのホストで働いているようだ。
俺も礼儀は守るため名刺を差し出せば
彼はがっくりと肩を落とした
「やっぱ違うか…。」
いや、わかってただろ。と内心思いつつも御免ね、と謝っておく。
すると彼は口を開いた
「ねぇ、もう少しだけ話したいことがあるんです、俺の家来ません?」
その問い掛けに俺は口を開いた
「変なことしたら通報するからな。」
我ながらいい笑みだったと思う
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