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拾ったもの1(晴也)
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「ねぇ、助けて…。たすっ…けて……。」
「ん?なんだ…?」
『助けて』という声が聞こえ、下を見ると高校生くらいの黒い角と黒い羽、小さなとげのある尻尾を持った少女が倒れていた。ただ、一体何者なのだろうか…。
「血…。血をください…。死にそう…なんです…。」
「えっ!?血だって…?」
まさかこの子…、あの血を飲むという吸血鬼(ヴァンパイア)なのか…?でも、とりあえず家に運ばないと死んでしまいそうだ。家に連れて帰ろう。
「よし、わかった。とにかく、俺の家に来い。」
そう俺が言うと少女は安心したように寝てしまった。その少女を俺はおんぶして自宅へ戻った。
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