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家と女装(晴也)
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俺が家に帰ると宮坂がいた。アキを見てあたふたしている。俺は思った、こいつで少し遊んでやろう、と。
とりあえず、アキを部屋に戻して言った。
「アキ、少しの間女装して女の子になってくれないか?」
アキは快く了承した。本当にアキは優しいと思う。こんな俺の我儘を聞いてくれるからな。アキは「どうするの?」と聞き返す。まぁ、当たり前だろう。でもちょうどいい、俺は今日、女装用の服を持っている。
「あのな、今日もお前とヤろうと思ってたんだが、普通じゃ面白くないだろう?だからな、お前を女装させようかと思ってな。持ってるんだ。」
今日はそんなわけで持っているのだ。
アキはすぐにそれを着た。恐ろしいほど似合っていた。ちゃんと尻尾もかくして宮坂に自己紹介をしてくれた。
『以後、お見知りおきを。』
アキはそう言った。俺はこんな言葉を目の前で聴くのは初めてだった。お上品な女の子のフリしてくれたのだろう。それを聞いた宮坂は何事もなかったような、悔しいような、悲しそうな顔をして帰っていった。
その夜
「あのね晴也。実は今日ヤれないんだ。急にヴァンパイア集会が入ちゃって…ごめんね。先に寝てていいから。」
「あぁ、わかった。さぁ夕食を食べようか。」
「うん!」
にしてもヴァンパイア集会って言うほどだし大量のヴァンパイアがいるのだろうか。あまり興味はないがヴァンパイア達の顔がアキみたいに女顔で声が高かったら少し興味を持つんだけどな…
そうだ、今度アキに聞いてみよう。
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