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偽物?本物?‥‥
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「ウゥ・・・‥」
“俺は今の状況理解してんだよな????”
『おーい?‥‥優ちゃん?‥‥ユーウーちゃんってば!』
「‥‥‥なん‥‥だよ‥‥」
“まだ痺れが残ってんだよ(痛いし)”
『ここで問題です!』
「はぁー‥!?」
“唐突過ぎてついていけねぇ”
『僕は本物?それとも偽物?どっち優ちゃん当たったら‥‥‥し‥‥ぁ‥‥』
“最後の言葉はあまりにも声が小さすぎて聞こえなかったんだけど”
「てか!お前さっき自分でも本物とか言ってなかったか?」
『いいの!いいの!さぁはやく答えて優ちゃん!』
まだ起きれる状態じゃない優一郎は寝たままの体勢で答えを口に出した
「‥‥‥たぶん‥‥偽‥‥‥本物!!」
偽物と言いたかったが‥‥どうも俺自身も偽物か本物とかの区別が付けなくなっていた
『‥‥‥‥優ちゃん‥‥‥今偽物って言おうとしてたよね‥‥‥』〝ニコ〟
“笑顔で俺を見ないでぇぇえぇぇー”
ミカの笑顔は優一郎にとっては恐怖になっていた
『まぁいいや‥‥一応正解だね』
“オッしゃー!!”と心で叫んだものの何故か内心はあまり喜んではいなかった
そんな事はどうでも良いと無視した
「そういえば‥さっきなんて言ったんだ?最後らへん聞こえなかったんだけど」
と‥‥途端にミカの顔は赤くなってしまっていた
優一郎はそれに気づいていた
『‥‥‥えっと‥‥‥優ちゃん‥‥‥片耳貸して‥‥』
“なんで”と思いながらもミカに耳を貸したがいまだに痺れがとれてはいなかった
『‥‥こう言ったの●※●※●♥♥しよって言ったんだけど‥‥‥‥』
ミカは下を向いたまま恥ずかしそうに言うので優一郎も恥ずかしくなってしまい俺まで下を向いていた
「‥‥‥‥まぁ‥‥ミカとなら別に俺は良いけど‥‥」
“俺は一体何を‥‥ミカに言ってるんだ”
『優ちゃんの血が美味しいことは僕だけの秘密にしよっと』
“俺の言葉は無視か!!”
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