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二人のクリスマス …5
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動きがゆっくりなせいか、いつもより多少気持ちに余裕があって…
グチュ、グチュ
という結合部のいやらしい音を、耳が拾う。
さらに、雅治さんの色気たっぷりの吐息さえハッキリ聞こえた。
「ん!…ぁ、ぁ…ん」
もう、声を抑えるのが…辛い。
ビジネスホテルって壁もドアも薄いから、大きな声を出したらすぐに隣や廊下に聞こえちゃうから、声は出せない。
声を我慢してたら、涙が溢れてきた。
手で口を覆うけど…もう、ダメ…
何かで口を塞ぎたい。
「まさは…さんっっ…あ…ま、まって…」
「ん…っ……な、に?」
耳は傾けてくれたけど、動きは止めてくれない。
「ね…ぇ?……あのね
う、後ろから…シて、欲しぃ」
その言葉に、雅治さんが動きを止めた。
「…ん…いいよ」
しばらく考えた雅治さんがニヤリと笑って、繋がったまま器用に俺を反転させて、腰を引き寄せた。
「良い眺め…」
雅治さんが、背中から腰へと、ツーっと指を這わせた。
「は…っ…っん!」
俺は、枕を引き寄せて、そこに顔を埋める。
枕で声を抑えるの。
良い考えでしょ?
俺の腰に手を添えた雅治さんが、再びゆっくりと動き出す。
「〜っ!!」
ちょ、ちょっと待って!
さっきより更に奥に当たる!
あ、あ…
声は抑えられても、これは…ヤバい!!
「っつ!…陸、そんなに締め付けられたら…俺、我慢出来なくなる」
雅治さんの熱が、ピクリと大きくなる。
「んっ!…ん!」
雅治さんに後ろから穿たれる度に、どんどん追い詰められて…
あぁ…も、俺…限界…
気持ち良さで、あそこが痛いほど張っているのが分かる。
何気なく下腹部に目をやると、動きに合わせて揺れる張り詰めた竿の先端からは、だらしない程に先走りが垂れて、ベッドに引いたタオルに糸を引いていた。
いや…
俺の身体なのに…
こんなの、知らない…
触ってないのに、こんなになるの?
気持ち良すぎて、も、なんかよく分からない。
突然、雅治さんが強く腰を打ち付けた。
「ひゃ!…ぁ…ん!ん!」
奥の気持ち良いところに、狙ったように雅治さんの硬い熱が当たる。
「っ…は…ぁ、気持ち良い…」
俺も…気持ちい…っ
「っ!…んん……っ!んぅっ!んっ」
角度を変えた雅治さんが、前立腺の辺りを小刻みに付いた。
何かが押し出されるような感覚。
「それ、ダメぇ……イ、きそ!んぅんん!!」
もう、気持ち良すぎて、訳分からない!
意識に反して腰が痙攣する。
雅治さんの動きに合わせて、竿から何かが零れる感覚がした。
「んうぅ」
下を見ると…ドプリと何かが溢れているのが見える。
雅治さんが俺の精液を押し出す。
ヤバい…こんな射精感…初めて。
気持ち良過ぎる、ぅう。
脚がプルプルと震えて、身体を支えるのが辛くなった。
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