アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
出会いは保健室・two
-
3分程経ったが、状況は変わらない。
》離してくれないかなぁ…。
そんなことを僕が考えていると不意に唇に何かが当たった。
》え?
それまで冷静だった僕の頭は一気に混乱に陥る。口の中に『何か』が入る。
「んっ…はぁ…んんっ…はぁはぁ…ん!」
何かなんて僕はきっとわかっていた。でも、初めてで。
「んっ…んんっ。」
絡められる舌に不思議と心臓の鼓動が早くなる。
》何でキス…はっ……恥ずかしい///
目の前には綺麗な美男子の顔が。
》……てゆーか男!男だよ!!僕も彼も!
そう頭ではわかっているのに、力が強くて。絡められる舌が気持ちよくて。
僕は拒めずにいた。
「んっ…ふっ……んんぅ///」
「んっ…はっ……はぁはぁ。」
》やっとはなしてくれた…。
腕が緩まったのをチャンスと思い僕は彼を起こさないように抜け出そうとする。キスのせいで頭がクラクラしてくる。
恥ずかしくて胸がきゅーっとなる。
「あっ…。」
体が密着しているせいで動けず、彼が起きてしまった。
「ん…んー……ん?お前誰だ?」
まだ半分寝ているような寝ぼけたような声で彼は言う。多分今、僕の顔は真っ赤だ。
「と、とりあえず……は、離してくれますか?」
そう言うと彼は顔を赤くしてすぐに手を離した。
「わ、わりぃ。」
と、小さく呟きながら。
2人で起き上がり気まずい雰囲気になる。
》まともに顔…見れない。恥ずかしい///
「俺がやったんだよなわりぃ。無意識に。」
「え?あ、だ、大丈夫…です。」
曖昧な返事を彼に返す。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
4 / 97