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いじめは嫌いです・three
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急いで僕は、はるの顔にかぶせられているビニール袋を外す。
「あぁ…っ…うっ……ぐっ……れ…れーくん。」
小さいはるの声が聞こえた。弱々しい声。
「お前っ!!また邪魔しやがって!」
「いくらでも邪魔してやる!お前らが間違ってるんだからな!」
僕は大きく息を吸い込み大きな声で叫んだ。
「このっ「おい。」」
「はい。」
「今日の放課後もう一度呼び出せ。」
「……わかりました。」
「覚えてやがれ。」
不良たちが小さな声で何かを言っていたがうまく聞こえなかった。僕ははるを抱き抱える。
不良たちはそそくさと体育館倉庫を出ていく。
「れーくん…れーくん……うっくっ。」
「遅くてごめんね。」
はるは首を降っていた。
「ありがとう。」
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