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黒咲叶翔side
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「俺、マジでなんもしてねぇよな、」
何かをやらかしてしまったと思われる男の子が去った保健室で1人。俺はそんなことを呟く。抱きしめたのは起きた時に気づいたが、それ以外の事は全く覚えていない。
「はぁ…。」
ため息をつきながらベッドから出る。と、さっき男の子を手当した椅子のあたりに何かが光った。
「……?」
近くへ行き拾ってみると、名前の掘られたプレートが落ちている。
プレートには“水嶋零”と書かれている。
「みず…みずしま……ぜろ。あ、れいか。水嶋零……。」
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