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7時
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「はぁ…んっ…はぁはぁ。」
動けないまま1時間が経ってしまった。
》外れないし……熱い。何か変だ。僕…変だ!
「んぁ……。」
息は熱くなる一方で、何もしていないのに布が擦れただけで僕の息子は勃っていた。
》おかしい……僕の体なのに、僕じゃないみたい。怖い!!
「あっ……はぁはぁ……んー!」
何度ももがいている。逃げようと努力はしている。だが、固く縛られた縄はそう簡単に外すことは出来ない。
「はぁ…はぁ。」
体力だけがどんどん減っていく。
そして体だけは正直に反応する。
》まさかあの変な奴ら…僕に媚薬を?
変な臭いをかがされたのに今頃気づく。
僕は体をびくつかせる。
「んん…。」
体は反応してしまう。
ただ布が擦れているだけなのに。
》もどかしい…熱い……触りたい。
息苦しくなり僕は縛られていない足を動かす。太ももが擦れて体がビクビクと反応する。
「あっ……ん…。」
》解放されたい。
それでも勃起はおさまるどころか増している。苦しい。
僕がそんなことをしていると、
ピンポーン
家のインターフォンが鳴る。時計を確認すると7時30分になっていた。
きっと黒咲さんだ。
僕の家に黒咲さんは来てくれる。毎朝。
》黒咲さんなら気づいてくれる。
僕は足をばたつかせどうにか音をだそうとする。
ベッドを蹴り音を立てる。
ただ、足を動かすたびに息子に擦れて体が反応してしまう。
「んんっ!!」
近くにあった本の山積みを蹴りとばす。
ドサドサッ
意外といい音がした。
「零ー?」
やっと黒咲さん僕に気がついたらしい。
「零!いるよな?返事しろ!」
「んー!!!」
僕は叫べるだけの大きな声を出す。
「零!?」
ドアがあいていたらしい。
黒咲さんが家に入ってくる音がする。
ドキンッ
体は正直だ。いや、正直すぎる。
いくら黒咲さんが好きだからって…。
》ドキドキしてる…僕。やっぱり変だ!
「零?部屋?」
黒咲さんは僕のいる部屋を開ける。
「入るぞ零。」
「んっ…。」
黒咲さんを見た瞬間涙がこぼれた。
「!?零!」
黒咲さんは驚きの声をあげる。
》黒咲さんなら来てくれるって信じてた。
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