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黒咲叶翔side
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零は変な二人組に薬をかがされたらしい。
それから縛られて放置された。
記憶は曖昧だと言う。
》ひでぇ……。
「助けられなくてごめんな。」
俺は零の耳元でそう囁く。
》助けると、約束したのに。
「薬って…媚薬?」
「う…ん。」
顔を真っ赤にして恥ずかしそうに零は言う。
零の頭をそっと撫でる。
》…可愛い。
俺はどこかで期待していた。
媚薬ならもしかしたら俺にしてほしいと言ってくれるかもしれないと。
内心ドキドキしていた。
大好きな彼の体に触れることができるかもしれない。
》ごめん零。苦しそうなお前見てると良心が、痛む。でも、チャンスだと思ってる俺を許してくれ。頼む。
俺がそんな事(変態)を考えていると零が苦しそうに口を開く。
「黒咲…さん。」
「ん?」
「お願いします……僕を助けてください。」
俺は驚いた。
》え?助けるって……まさか。
「助けるって?」
俺は思考回路が止まりそうだった。
夢なら覚めるなと思っていた。
「僕の…触ってください。」
》うっそだろ!?まじかよ…え?本当に?嘘だろ?……ごめん零。真面目に嬉しい。
「わかった。」
なんとなく冷静に俺は言う。
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