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風邪 黒咲叶翔side
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「俺達…恋人になったんだよな?」
俺が耳元で静かに聞くと零は恥ずかしそうに頷く。
》可愛すぎだろっ…。
「僕…黒咲さんの事大事にします。」
「ばーか。俺のセリフだっつーの。セリフとんなやっ。」
零のおでこを軽くデコピンする。
顔を赤らめて恥ずかしそうにする零はとても可愛かった。
俺は学校が終わってからも零の家に通うようになった。
零と一緒にいたいという思いもあるけれどそれ以上に心配だった。
またあんな事が起きたらと思うと零を一人にしておけなかった。
それに家にいる時間が短くなるから俺としてはラッキーだった。
さらに1週間後。
「…っ……ぁ…。」
》やっべぇ……声が…。
俺、風邪を引きました。
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