アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
アクセス1万越え 特別編
-
~黒咲叶翔の誕生日〜 叶翔side
突然、零が家に来てくれと電話してきたので、マッハで零の家まで行った。
零の家につくと零は不思議な黒い布を持って出迎えてきた。
》あの布…なんだ?
謎の布を零は俺に手渡し、目隠ししてくださいと笑顔で言われる。
「え、零?」
「いいからつけてください!」
笑顔で言われると逆に怖いのだが、とりあえず指示に従う。
目隠しをつけてから階段を上がったので、ついた場所は零の部屋だと確信した。
「ここで待っててください。」
零は慌しく部屋を出て行った。
零から許可が出るまで目隠しを取るなと言われる。
》何があるんだろ……すごく、とりたい。
だが、零との約束を破るわけにも行かないのでそのまま大人しく待つことにした。
ガチャッ
ドアの開く音が部屋に響く。
「黒咲さん、もう少し待ってください。」
ガラスのお皿が当たるような音が聞こえる。フォークのような金属を置く音も。
》ケーキっぽいな……あ、誕生日。
やっと俺は呼ばれた理由がわかった。零が何かを準備する音が聞こえ、早く目隠しを外したい衝動にかられる。
しばらくして、
「もういいですよ…。」
と、いう小さな零の声が聞こえた。
「とるぞ。」
そっと目隠しを取ると、目の前には手作りと思われる美味しそうなケーキが置いてある。
》わ!ケーキだ!
ケーキよりも驚いたのは、零の格好だった。
「…お、お誕生日……おめでとうございます………黒咲さん///。」
零は裸に女の子が着るようなフリフリのメイド服を来ていた。裸というのはすぐにわかった。メイド服のスカートがミニスカよりも短かったからだ。
》零が…メイドさん。
俺は生まれて初めて人を見て鼻血が出るかと思った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
58 / 97