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相談 黒咲叶翔side
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あれから1週間。
俺は暁と一緒にいる事が多くなった。
周りのやつらは良く思っていないが、暁は裏表のないいいやつだった。
「叶翔っ!帰ろ?」
「…おぅ。」
俺はすっかり元気になっていた。
零の事を忘れてしまうぐらい1週間が長かった。
ーー零が自傷行為をするまで後1時間ーー
「叶翔っ!」
暁に後ろから声をかけられる。
「暁!どうしたんだ?こんなところで。」
「えへへ〜叶翔に会いに来ちゃった!」
可愛く笑う。
俺は暁の袖を持ち、少し時間あるかと聞いた。
そう、今までの事を全て話そうと思ったのだ。
恋人だと言うことはかくして。
友達に犯されたこと、それからその友達が二重人格だったこと。
どうしたら今までのような関係に戻れるか相談したいと思った。
「うん!いいよ〜ここなら俺の家が近いし、来る?今日、親いないんだ〜☆」
明るく暁は言う。
俺が頷くと暁は俺の腕を掴んで早くと催促する。
「わかってるって!」
俺は置いていかれないように暁についていく。
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