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臆病なんだよ…
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「真昼、行ったっスねリヒト。」
「あぁ。」
真昼が立ち去った後、残された2人は今はもう見えない背中を見つめていた。
「おい、ハイド。お前…本当は行かせたくなかったんじゃねーのか?精神が繋がってる事を早く言えばもっと早くアイツも駆けつけれただろ。黙りやがって。」
「大切な人を失った俺だからの勝手な自己解釈っスけど、その人の死に際に一緒にいてやれない辛さはそうとうなもんなんスよ…。」
「だからお前は臆病者なんだよ。」
「知ってるっス…。」
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