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あぶない男 5
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寮長室に入った右京に、カードキーを手渡された。
「ん...これが若葉専用のカードキーだで、無くすんじゃねぇど。寮への鍵にもなるし、部屋の鍵にもなるだでな。食堂や店で買い物する時にも必要になるでの」
「何だこの黒くて格好いいカードキー!!」
「特別なカードキーだで、朝霧学園の施設内では何処でも使える様になっとるでの。大切にするといいど」
なんでもってそんな凄いカードキーを俺に?
「理事長直々に言われたでの」
「理事長?俺知り合いでもなんでもないんだけどな..」
「ん...まあいいだで、早く荷物おいてくるといいど。教室にも案内しちゃるでの」
「あ、ああ!」
「ん..。若葉の部屋は6階の605号室だでな。ここは皆2人部屋だからあんまり散らかすんでねえど。エレベーターはあの奥のやつ使えな」
「うん!ありがとう!」
急いでエレベーターに飛び乗り、6と書かれた番号を押す。
ねえ、今思ったんだけどさ
もしかして、もしかしなくても右京って歳上??
いや、寮長やってる時点で歳上だよ。
普通にタメ全開で話したな。
嘗めてんじゃねえど!!とか言いながら喝いれられたらどうしよう...
後で謝ろう。
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