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あぶない男 15
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「よし、できた!!」
盛り付け完璧~俺最強~
好きな料理はオムライス~!
おっと、不知火さん起こさなきゃ!
コンコン...と不知火さんのドアをノックするが、返事はない。
「し、不知火さん!!!夜ですよ!!」
大声で叫んでも、返事はない。
まさかまだ体調悪くて倒れてるんじゃ...
なんて考えると、居ても立っても居られなくなった。
「し、不知火さん!あけますよ!」
ガチャッとドアを開けると、真っ暗な部屋に、ぼんやりと白銀の髪の毛が浮かんでいる。
まだ寝てるのかな...
そう思い近づくと、規則正しい寝息を浮かべ、不知火さんは眠っていた。もうあんまり苦しくなさそうだし、よかった。
なんていうか、寝顔が凄く綺麗だ。こんなにも綺麗な顔で寝る人なんて、この世にいるんだろうか。
あ、人じゃない。妖怪だ。
ってか睫毛超長いし
めっちゃ唇ぷっくりしてるし
って何か俺変態みたいじゃん!
やめろや!!!
でもなんかめっちゃ頬っぺた柔らかそう。触りたい。触ってもいいかな?昼あんなことされたんだから頬っぺたくらい良いよね。
俺は小さく息を呑み、そっと不知火さんの頬に手を伸ばした。
もう少しで、触れる。
その瞬間に、バシッと腕を掴まれ、いつの間にかベッドの中に引き込まれていた。
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