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あぶない男 19
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「悪かった。」
不知火は、白銀の髪の毛を揺らしながら、謝罪を繰り返す。
ごめんですんだら、警察はいらねえんだよ。
「おい。だからそんなに可愛い顔で睨むな」
「うるせえ!!!」
お前のせいで俺の心はズタボロだ。
「でもよ、最後までヤらなかっただけでも褒めてくれよ。純血のフェロモンに、俺のドストライクな顔で煽られちゃまじでギンギンもんだぜ」
「銀司だけにギンギンってか!?ふざけんなよ冗談きついぜ!!おい!!冷たい目でこっち見んなよクソ!!!俺のファーストキスとセカンドキスと大事なものを返せ!!!!」
「ん?何だお前、ファーストキスだったのか?んなこと気にしてる辺りがまじで可愛い。俺の物にしよっと」
いや落ち着け!!!!
何さらっと物騒なこと言ってるんだこの妖怪!!!
ハッ!!!
そうだこいつ妖怪だ!!!
ふざけんな!!!
「あ~、腹減った。」
「お前まじで嫌い。まじで嫌い。オムライス作ってあるからチンして食え。俺は寝る。二度と起こすな」
「そうか、よし、嫁に来い。」
「キシャァアアアアアア!!!そぉおおおのポンコツ脳みそ叩き直したろかぁああああ!!!!」
「おっと、落ち着け。どう、どう。」
こ、こいつ.....
完全に馬鹿にしてやがる。
もう知らん。呪ってやる。
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