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生徒会執行部 2
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「おい、起きろドクソ頭」
ガンっと机を蹴られ、目がさめた。
「...なんだてめえ喧嘩売ってんのか?」
「うるせえ!!!稜がお前も一緒に食堂に連れて行きてえって言うからわざわざ起こしてやったんだ!!!喜べ!!アホ!!」
「仁...もう少しまともな人になろうね。起こしてくれたのは嬉しいけど、ちょっと違うよね。若葉もごめんね。でも、一緒に食堂に行きたかったのは本当なんだ」
「...おお....」
授業中寝てたら、どうやら昼休みになってたみたいだ。
それにしても今日の稜は完全なるオカンだ...
「母ちゃん....」
「若葉、寝ぼけてないで早く行かなきゃ!生徒会の人達と時間が被っちゃうよ」
「生徒会...?」
妖怪の学校にも生徒会ってあるんだな
「なんだ、生徒会ってやばいの?」
「ん〜...いろんな意味でね。まあ一概にやばいとも言えないけど、関わらない方が身の為かな〜って感じかなあ」
ん〜
なんか面倒臭そう...
「若葉は珍しい転入生だし、凄く可愛いからすぐに目を付けられちゃうと思ってさ」
「いや、稜。俺はお前の天使のような可愛さの方が不安でたまらん」
「ああ!?てめえ殺すぞ!稜に触んな!」
「うるせえ阿久津!!冗談だ!冗談じゃないけど!!お前らの邪魔するつもりはないから放っておけ!!!」
本当に一々うるさい天邪鬼だ。
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