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ちらっと生徒会③
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あ、やべ。
今日、俺急がなきゃ…。
かずちゃんからの緑茶を飲みつつ、俺はすこぶる仕事をした。
それはもう、鬼のように。
春原までとはいかないが、キーボードを殴るように打ち込んだ。
_______ズガゴドゴドゴドゴド…ッ!!
「あらー、会長の本気ねぇ。久しぶりに見たわ。なに?今日なにかいいことあるの?」
「おー、ちょっと予定が入っててよ、今思い出した」
____ズドガドゴドゴドッガタッ!!!
…終わった。
俺は早く駆けつけるべく、パソコンをシャットダウンした。独特な機械音が鳴った。
「かずちゃん、俺帰るね。マキとか、藤堂先輩によろしく言っといて。…じゃあ」
「わかったわ。…良ちゃん、私の分もね」
「会長、おっつー。」
「お疲れ、春原。じゃな。」
_______ガラッ、ビシャァァアン!!!!
俺は乱暴にドアを閉めてしまったことに、一瞬戸惑いつつも、俺は俺様生徒会長フェイスで乗り切り、生徒会室を背にダッシュで走り出した。
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