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お前、キューピッドには程遠いよ。(海斗談)
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「はぁー、もう俺は付き合いきれねぇわ。」
と海斗は呆れたようで、学生カバンを手に取り、帰り支度を始めた。
「あ、それと。春原くん、良がこれから大事な大事な用事があるらしいから、手短に伝えてあげて。
一応、今から伝える内容も大事だけどね。
…俺、明日に向けて忙しいから帰るね。
ばいばい。」
なぜか含みをもたせた言い方で、さらっとゆるっと帰って行ってしまった。
なんなのあいつ?
そういえば、そういうキャラでした。
副会長の春原はなぜか驚いている。
「何者なんだ、あいつは。…まだ、誰にも知られていないはず。」
「あー、あいつはそういうやつなんだ。春原。俺はやつのことを情報屋と思っている。むかつくけどいいやつだからさ。頼ってくれよ。」
俺は完璧俺様生徒会長(外ヅラver.)をして、言った。うん、完璧。
しかし、まぁ。
こうやって人の恋愛を応援するのもいいですなぁ。キューピッドじゃん。
「会長、伝えるべきことがあったんだ。理事長から。」
思い出したように、副会長は言った。
え、伝えたいこと?
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