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気になるアイツはtroublemaker!①
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「情報屋…。俺はお前を許さねぇ…。」
「だから、ごめんって。大体、今はハンディカムよりスマートフォンのほうが機能がいいと思うよ、俺は!まぁ、ハンディカムをバカにしてるわけじゃないんだけど。」
「…!さすが、情報屋!いや、海斗様!携帯で撮るという手段もあったか!盲点だったぜ!」
さすがだ!海斗様!
まぁ、俺のハンディカムは壊れてしまったわけだけども、新しい視点にまた一つ気づけた。これだけでいいじゃないか…!
「あ、でもハンディカム、弁償してよね。海斗。これ、高いんだから。」
「…チッ、」
「舌打ちすんなよ」
「ハンディカムなんて、買えばいいだろ。新しいの。」
「俺はお前みたいな、お坊ちゃんとは思考が違うんですー!物は大事にする究極の日本人思考なんですー!」
ビバ!日本!ジャパン!
俺は生粋の日本人でありたい!そんでもって、好きなものは白米!しかも、ご飯がなければうどんを食べればいいじゃない!ご飯のおかずは鮭ふりかけか、納豆だよね!
言ってることは、途中でわからなくなったけども、俺は日本が大好きだ。日本ラブ!愛してる!
だからこそ、日本も俺を愛すべきだよね!
…いや、これは怒られそうだ…。
デュラ⚫︎ラ!!見てた俺。不覚!!
でも、あのカップリング好きなんです。シズ⚫︎ザ…!
まぁ、結論でいうとですね…。
「俺は生粋の日本人だぜ!」
「うん、いきなり叫ばれるとびっくりするわ。」
海斗は、呆れるように言った。
しかし、急に俺を地面に押し込めるようにしゃがませた。
「なっ、にすんだよ!海斗!」
「ちょっと、黙って。会長。…ほら、来てるよ。」
「は?!」
海斗は、校門の方を指差した。
校門の方には、なにやら説明しているメガネの副会長と、金色にきらめくような存在が、…そこにいた。
「…な?」
海斗は嬉しそうな笑みを浮かべた。
「転校生」
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