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―つわはすSide―
「っ…!!!」
―駄目だ
駄目だ駄目だ。
自分から誘っておいて、
ここで何もしない訳にはいかない…
って思ってたけど、
まさかレトさんから…
今日という日に限って
手も隠れるくらいのロングニットでさ…
目尻をほんのり桜色に染めて…
柔らかな笑み浮かべて…
そんな顔で…あんな事言われるとか…
もう…本格的に駄目だ。かわいすぎる。
布団に手を付いてレトさんに近づく。
夜型なのか、
昼間よりもぱっちりとした目と焦点が合う。
「…まつ毛、綺麗だね、目も…」
「…えっ?」
右手で頬を撫でると、そのまま耳に指を滑らせる。
目を瞑っちゃったのは勿体ないけれど…
された事がないんだろうな、顔がもっと赤くなって…
「んっ…そんな事なっ…」
「…くすぐったい?」
「ひぁっ!うぅ、ん」
手を掛けた逆の方から囁くと
体が小さく跳ねた。
「…じゃあ、どうしたの?震えてるみたいだけど」
「そっそれはぁ…っ
…つぁはすくんの…っせい、だもんっ」
「へぇ~…」
手を口の前に持って来て、
声を出さないようにしてるのに…
「猫の手」してたら、
どうやっても漏れちゃうでしょ?
…やっぱり、あざとい。
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