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34話(15禁破廉恥注意)
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俺は今とっても怒っている
こんな怒ったのは中学生の時以来じゃないかって思う
基本的にしょーちゃんに怒る事自体少ないんだけど、しょーちゃん自身が自分の事を大事にしない言動や行動をする事がとても嫌だからそういう時は心を鬼にしてしょーちゃんに怒る
まだ自分が側にいる時は良いけど俺の目の届かない所で傷付いたりするのは本当に堪えられない
それに傷付けた相手に対して自分がどんな行動に出るか分からないのが怖い
しょーちゃんが報復なんて望まないのは分かってるけど多分俺は相手の事も、そして自分の事も許せないと思う
早川さんを送った後しょーちゃんが心なしかショボンとしているのでさっきまでもっと注意しなきゃって思っていた俺の気持ちも萎んで行く…
でもここは心を鬼神にしないと!
「しょーちゃん…さっき俺が何で怒ったか分かる?」
やっぱりしょーちゃんに対して強い言い方は出来ないから静かなトーンになるけど、それが逆に怒ってる様に聞こえるらしいので本心は違うけど誤解させたままにしておこう
「…自らトラブルに首突っ込んで殴られるの分かってて避けよとしなかったから?」
「早川さんを助けた事に関しては怒ってないよ?しょーちゃんそう言うの見て見ぬふり出来ないの分かってるしそこがしょーちゃんの良い所でもあるよ?
でも人が周りに居たんだから誰かに先生呼びに行かせるとかしないとでしょ?俺があの場に居なかったらしょーちゃんがケガするとこだったんだよ?」
「うん…」
「それにあの男の人が殴りかかってくるの分かっててしょーちゃん避けようともしなかったよね?
殴られて隙が出来た所で早川さん助けようとか思ってたでしょ?
そんな風に自分の身を犠牲にして誰かを助けたとしても、しょーちゃんの事大切に思ってる俺とか家族の気持ちはどうするの?」
「…ごめんなさい」
「しょーちゃんが傷付かずに助ける事だって出来ると思うよ?
俺からしたら早川さんよりもしょーちゃんの方が大事だもん…」
「うん…」
「もうあんな無茶な事しないでね?しょーちゃんが行く位なら俺が行くし」
「でも、それで多喜がケガしたらどうするんだよ」
「俺はしょーちゃんみたいに無茶しないもん」
「そうかもしんないけど…」
「しょーちゃんはまず第一に自分の身を守る事!しょーちゃん一人の身体じゃ無いんだよ!」
「多喜…それは妊婦さんに言うセリフ」
「それ位しょーちゃんは俺にとって大切なの!それに何かあったら俺もしょーちゃんの後追うからしょーちゃん一人の身体じゃ無いってセリフは強ち間違いじゃないよ?」
「何だよそれ?めっちゃ責任重大じゃん」
「そうだよー?」
「分かったよ、多喜ありがとね?」
最後の方はちょっとだけ和やかムードでお説教は幕を閉じた
冗談めかして言ったけどさっきのは事実だ
そんな事絶対に絶対に考えたくないけど…もししょーちゃんに何かあって亡くなったら俺は絶対に後を追うと思う
しょーちゃんの居ない世界に未練なんか無いし、生きていけるとも思わない
もししょーちゃんが俺に生きる事を望んだとしてもそれだけは叶えてあげられない
しょーちゃんが死んだらそれは俺自身が死んだって言うのと同じ意味
それ位掛け替えの無い存在なんだってしょーちゃんに分かってほしい
俺にとってしょーちゃん以上に大切な存在なんて無いから
その後はしょーちゃんとお家に帰ってから日課の勉強をして夕飯の時間までこの前買った旅行情報誌を一緒に眺めて過ごした
早く夏休みにならないかな…しょーちゃんとお付き合いしてから家族旅行とは言え初めての旅行だし更に思い出に残るものにしたいなって思う
甘党なしょーちゃんの為にスイーツの美味しいお店とかもいっぱい調べておこう
雑誌を見ながら目を輝かせているしょーちゃんが可愛くてほっぺにチュってキスするとちょっと赤くなったしょーちゃんからもお返しのほっぺチュー頂きました!
あーもう本当に大好き!
ほっぺだけじゃ物足りなくて唇にも可愛い音を立てて何回もキスするとしょーちゃんから首に腕を回して密着してくれた
しょーちゃんの後頭部に手を添えて深めのキス
唇が柔らかくて気持ちいいし、頭がフワフワする
「しょーちゃんどうしよう…」
前日のしょーちゃんとの触りっこ以降、我慢を忘れてしまったのか下半身が反応してしまう
昨日の今日で恥ずかしいけど思春期の男子高校生としては恋人とイチャイチャしてたら仕方無いよね…
しょーちゃんも俺の言わんとすることが分かったのか赤くなる
「多喜…俺もちょっと勃ってきた…」
「ちゅー気持いいもんね…」
「うん」
迎え合わせで座るしょーちゃんの腰を引き寄せて胡座をかいた太腿に座らせると頭1つ分位上にあるしょーちゃんの唇を貪った
態勢が恥ずかしいのか離れようとするしょーちゃんの体を少しだけ強引に引き寄せるとお互いの下半身が当たって肩がビクって揺れた
触れ合ってる唇の合間から漏れるしょーちゃんの吐息が上擦ってるのが分かる
それにも煽られて強めに下半身同士を擦り合わせると更に硬くなってくる
「多喜…きもち…」
「うん…俺も…下に恵さん居るから我慢しなきゃいけないんだろうけど…しょーちゃん声抑えられる?」
頭では我慢しなきゃって思うけどしょーちゃんに触れたくて仕方無い
しょーちゃんも頷いてくれて引っ張り上げたシャツを噛んだ
声を抑える為なんだろうけどピンクの可愛い乳首がチラチラ見えてエロい
思わず親指で軽く起ち上がった突起に触れるとしょーちゃんの腰が揺れる
まだ性感帯と言えないそこは反射的に驚いて反応してしまった…って感じなんだけどこれから開発する男のロマンが詰まっている
指で軽く押したり爪で引っ掻くと更に硬く起ち上がってきたので唇を寄せる
舌の先で転がす様に舐めると上からしょーちゃんのくぐもった声が聞こえる
無性に甘く感じて乳首全体を口に含んで甘噛みしてみる
反対側も爪で引っ掻くとしょーちゃんが自分から下半身を擦りつけてきてかなり可愛い
「多喜…そこばっかヤダ」
「気持ち良くない?」
「分からない…何かもどかしい」
「でもちょっと硬くなってきたよ?ここでも気持ち良くなれるって証拠じゃない?」
そう言うともう一度舌で押し潰す
「んっ…下も触って?」
…しょーちゃんのお強請りがエロくてイクかと思った
破壊力半端無い
「しょーちゃんのここ…めっちゃ硬くて熱くなってるね?」
「恥ずかしいから…言わなくても良いし…」
「だって嬉しいんだもん」
「多喜のだって凄い硬くなってるよ」
「しょーちゃんめっちゃ色っぽいから…」
もう我慢できなくてファスナーを下ろして自分の硬くなったものとしょーちゃんのを取り出す
先走りで濡れるペニス同士を擦り上げると直接的な刺激にお互いの息が詰まった
裏筋にカリが引っかかる度に気持ちよくてたまらない
キスしたくて噛んでるシャツを軽く引っ張るとしょーちゃんから顔を寄せてくれる
薄く開いた唇の間に舌を潜り込ませてしょーちゃんの舌と絡めると部屋中にピチャピチャとやらしい水音が響いてそれが更に興奮を煽る
しょーちゃんも同じみたいで腰を揺すって下半身を押し付けてくる
こう言うエッチな事をする時のしょーちゃんは可愛いしエロいって事が知れて嬉しい
恥ずかしいけど我慢出来ないって感じのその姿がエロ可愛い…本当に堪らない
「んっ…多喜もうヤバイ」
生理的な涙が浮かぶ目元が扇情的で更に扱く手を早めると、ヌチャヌチャとした水音がお互いの限界が近い事を知らせる
「やっ…もイきそう…声出ちゃいそうだからっ…キス…キスしてっ」
しょーちゃんの唇をキスで塞いで強く擦り上げると先にしょーちゃんが吐精して一拍置いて俺も吐精する
塞いでた唇を離すと荒い息を吐きながらしょーちゃんがグッタリと凭れてくる
いつもより高い体温が心地良いし何だか可愛い
二人分の精子を受け止めた右手を拭うとしょーちゃんの額や目元にキスを落とす
もう少しだけこうして抱き合っていたい
そう思って俺もしょーちゃんの肩にグリグリとおでこを擦り付けた
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