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76 過去編
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「ほら。お前も友達欲しいでしょ?
だったら、優さん手に入れるためにも、協力してよ、ね?」
言い終わると同時に奴隷に身につけている玩具のスイッチをオンにすると、奴隷は嬉しそうにしながら、大きく体を跳ねさせた。
うるさいからとしていた口を塞ぐための布をはずした。
「ねえ、なんか情報ないの?このままだとずっと一人だよ?
新しい玩具、欲しくないのー?」
いくら呼びかけても喘ぐのをやめようとしなかったから、いったん玩具を止めて、奴隷に向き直った。
まだ「あっ、あっ…、んっ、」と物足りなそうにしている奴隷を無視して、質問を続けた。
「本当に、もう、優さんのこと、知らないの?」
文節ごとに区切るかのようにして問うと、ゆっくりと口をあけた。
「214番、は、花恐怖症…で、す。」
「はぁー。で?その情報使えるとでも思ってるの?
もっと他の情報ないのかよ。
唯一できた、お前のともだち!なんだろ?」
友達の部分を強調していうと、ヒュッと息を吸って、また「あっ、あ、…っ、」と、別の意味で喘ぎ始めた。
「わかった…。もういいよ。な?情報はこっちで入手するし。
いま使用人よぶから。」
数歩進んだときに、
「あのっ!」
「214番は、…」
思わぬ情報が飛び込んできた。
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