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支配する者
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『安西は痛いのがイイんだよな?』
『金子は、焦らしたほうがイきそうになるだろ?』
俺のヒントを聞きながら、爪を立てたり、撫でるように先端を触ったり。
奴等の吐息が響き渡る風紀委員室。
ドアの傍で俺の指示に従い続ける2人。
『…あ、そうだ。鍵、閉めてねえから、あまり騒ぐなよ?』
「!?…んぁっ…っは、あっ、あァァッッ―!!!」
“鍵を閉めていない”と聞いて、何を想像したのか安西がイった。
『ちょうど良かったな安西。お前は酷いのが好きだもんな?』
「…ハッ、ち、ちがっ『こっちに来い、賞品やるよ』
否定の言葉を遮り指示を出すと、赤い顔を更に赤くして安西がよたよたと寄ってきた。
白羽はニヤリと笑い、机の引き出しから賞品の数々を取り出す。
『特別に、沢山用意したんだ。…金子、こいつに賞品を付けてやれ』
目隠し、手錠、ローション、ローター。
賞品を机に並べると、安西の目が潤むのがわかった。
それでも安西は顔を赤くしたまま黙って賞品の数々を手に取り金子の元へと戻っていく。
『安西、座れ。金子は目隠しと手錠を。わかってると思うが、手錠は後ろにな』
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