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【えおろま】想い part4 end
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side.あろま
あ「ん…。」
目を開けて、手を見るとえおえが手を握ってくれていた。
え「ん...起きたかあろま。大丈夫か?」
あ「いやこっちのセリフだわ、彼女はどうしたんだよ」
この質問、俺が一番聞きたくない。
でも聞かなきゃ状況が読めてこないから。
え「あー、あれは話があるって呼び出されて告白されただけ。」
あ「OKしたんだろ?お前、あの子のこと好きって言ってたもんな。そうなんだろ。それであの子に告白されてOKしてるとこ俺に見せたかったわけだ。」
え「え、いやあのな...」
あ「言い訳なんて聞きたくもねぇよ!俺は所詮そんな程度の人だったってことかよ。 なんで俺に見せたんだよ! なんで......。」
え「落ち着け、あろま」
その瞬間、俺は泣いているということを自覚した。
好きな人の目の前で泣いているなんて。
しかもくだらない、こんな内容で。
え「俺は、見せびらかしたかったんじゃない。
あろまに、好きだと伝えるために呼んだんだよ」
あ「......は?何言って...」
え「好きだよ、あろま。俺はお前をずっと好きだった」
そういってえおえおに抱きしめられる。
ふざけんな って突き放してやりたい。
でも、声も出ない。力も出ない。
涙が、止まらない。
あ「っ…ほんと...なんだよな......。」
え「ああ。ほんとだ。」
初めてえおえおの前で涙を見せた時だった。
え「…あーもー。マジでその顔可愛すぎるからやめて」
あ「理不尽」
へへとえおえおは笑う
え「あろまさん、俺と付き合ってください。」
えおえおの真っ直ぐな目に吸い込まれそうになる。
あ「...はい。」
え「マジで!!??よっしゃ!!!」
半端ない喜びようだった
それほど俺を思ってくれていたのだと考えると心の奥底から嬉しい。
え「我慢出来ねぇべや。痛かったら言えよ」
あ「え、ちょっ... んっ......」
舌を絡め、恋人同士でしかしない、濃厚なキス。
えおえおとてもこのキスが何故かうまい。
あ「んっ...ぁ ふぁ......ぁ.....」
え「エロ過ぎ。ゴムないからここまでしか出来ないけどね」
あ「くそが」
ちょっとほっとする1面、残念と思う俺もいる。
えおえおが抱きついてきて耳元で
え「次は、夜寝かせねぇから。」
~想い fin ~
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